マルガリータヒナカブト 1サイクル飼育記録
マルガリータヒナカブト (学名:Prosopocoilus giraffa makitai) 産地:ブラジル・パラ 飼育最大サイズ:?mm(2022/05時点)
◇はじめに
この記事、何カ月寝かすんやってくらい下書きで寝かしていました
はい、マルガリータヒナカブトの飼育が一通り終わりましたので飼育記録になります
もうもうもう先に言います。
ごめんなさい、これ去年の春に下書き書いてほぼ終わってるのにまた半年寝かして、もうなんかもったいないから最後やっつけで無理くり〆てます。
はいスタート
このオーソドックスなピザみたいな名前のヒナカブトですが
南米に生息している人気の小型のカブトムシです
ヒナカブトではヨツボシヒナカブトと並んで流通も多くポピュラーな種類かと思います
僕がこの趣味を始めたのが2019年10月なんですが、当時ヒナカブトがトレンドでそのころから本種はずっと人気でした。
頭部にはサスマタのような二股に分かれた頭角があり
ボディは金色の上翅とピンクがかったレッドタイプとグリーンタイプがある頭部をしています
値段はずいぶん落ち着きましたが、ぶっちゃけヒナカブトの中ではコレが一番カッコイイと思います
マンネレイとかウルスあたりはかっこいいと思いますけど値段もかっこいいので・・・・(笑)
飼育者が多く、ヒナカブトの中でも比較的安価というか一番リーズナブルで時期によっては大変お求めやすい価格になっています
相場には結構ムラがあり、市場にあふれる安い時はオークション相場で1ペア3000円の時もありますし、8000円くらいの時もあります(まあこれ書いているの2021年なんすけどね・・・・って記事仕上げているの2022/12・・・・
さらに時の流れに身をまかせ今2023/5(笑)
生息地はブラジルのパラー州です。
細かいところまでは調べてないので分かりませんが、要するにアマゾン河の流域って感じなんでしょう
他の産地あるんすかね
飼育に関しては他のヒナカブトの例にもれず、休眠します。
半年まではいきませんがだいたい2~4か月ほどかと思います。
正直このくらい程よく寝てくれる方がありがたいです。(羽化するやいなや起きてすぐ餓死するの嫌い)
この手の小型カブトはだいたいインブリードに弱く、本種も他のに比べてマシな方かもしれませんが
累代障害は出やすい方かと思います
しくじったら全部累代障害のせいなのねってことにしようとかそういうわけではないですよ
◇種親紹介
個体データ
♂:44~47mm 2021年1月羽化
♀:未測定 2020年1月羽化
産地 :ブラジル・パラ
累代 :CBF1
購入 :すべてオークション 2021年2月
数カ月寝る虫ですし
大して寿命も長いわけでもなく
インブリにもそこまで強いわけでもないでしょうし
休眠ズレ防止、アウトブリード目的もかねて
別の人から1月羽化のペアを気合い入れて合計3ペア買いました
2ペアレッドタイプ
1ペアグリーンタイプ
わぁかっこいい
◇ペアリング・産卵セット
結局1♂が死んでしまったので
片方ずつのオスをテレコにしてペアリング
購入から1カ月ほどで後食が始まったので
2数間ほどゼリーを本格的に食べ出してからハンドペアリングをしました
交尾欲は強かった記憶があり、特に苦労した覚えはないです
産卵セットの画像は残っていませんでしたが
中ケースに月夜野きのこ園の黒土マットをびちゃびちゃに加水し
水苔を上部に敷き詰めてセットしました
◇割り出し
□結果
初回から好調に48個,その後も順調にうんでました
1メスは一切産まず
知人に数匹おすそ分けし、他は全て抱えました
◇ボトル投入
多頭飼育を経由し、殆どが二齢幼虫になっていたので小分けにしました。多頭飼育でいいのにね。
投入日 :2020/7頃だったと思います
ケース :800ccのPPとか1600とか
内容 :MDベーシック改で1頭ずつ飼育しましたそれは覚えとる。加水多めにした記憶がある
◇経過
二齢幼虫で入れましたが
ちょうど半分くらいですかね、溶けるわ溶けるわ
潜らずとけるわで完全にしくじりました。
月夜野からマット換えたから?
わからん。
とけたのはほとんどクリアボトル勢なので酸欠かも
穴が小さいとこにタイペスト挟んだんすよね。
◇蛹化
で残った半分も
前蛹での死亡が非常に多かったです
こんな感じで繭玉作らずに蛹化しるのも居ましたが、試しにそのままにしたところ不全でしたね。
温度とかマットが合っていなかったかそういうもんなのか
全然わからんす。ごめんなさい2年前の記憶を掘り起こしてますわ
◇羽化
2021/1頃
そーっと繭玉割ったら羽化してました。
でまぁ、無事に羽化したのが結局3ペアと数メスくらいでもういいかなと思いながらオークションなり販売に回しました。
オスは小さく41mmくらいでした。
完全に下手くそでしくじってますわね
だいたい1-2月に仕上がってきたので幼虫期間およそ4-5ヶ月ほど、繭玉つくって羽化するまで6-7ヶ月ほどって感じでしょうか。半年ですね
50mm超えると超カッコイイです
かろうじて写真とった羽化個体たち
◇おわりに
その後はやっぱりやっとこかな
とか考えてオークションでペア買ったけどオスだけ先に動いてメス寝たまんま結局無理やり交尾させたけどやっぱり産まずとかそんな感じで失敗したので今は本種は撤退中です。
その後に失敗したグリーンタイプのオスの写真だけ、載せときます
まあでもマルガリ、失敗してますけどちゃんとやれば月夜野で爆産するし皆普通にデカいの羽化させてるので簡単なんすよ。
僕が下手くそなだけ。
今回無理やり仕上げたのでペラペラです
これにて一区切りです。
余裕ができたらリベンジです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
-
前の記事
セアカフタマタクワガタ(キルヒナーフタマタクワガタ)1サイクル飼育記録(産卵・幼虫・羽化完結) 2023.05.17
-
次の記事
結局また大型魚やる羽目に 2023.05.24