ファブリースノコギリ亜種タカクワイ
- 2021.09.06
- ファブリースノコギリ・タカクワイ
- クワガタ, ノコギリクワガタ, 外国産クワガタ
ファブリースノコギリ亜種タカクワイ (学名:Plosopocoilus fabricei takakuwai) 産地:インドネシア スーラ諸島タリアブ島 最大サイズ:88mm(2021/01時点)
◇はじめに
ファブリースノコギリクワガタの亜種タカクワイです
名前的に、たぶん高桑さんって人が見つけたんだろな
ファブリーズと言えば・・・・もちろんあれですよね!!!
そう!!ワンプッシュすれば空間をいい匂いにするアレですね、はい
ファブリーズじゃなく、ファブリース!です。
よく濁点間違えてる人いますよね。
めっちゃ見るんすけど、ゴロファ・クラビゲールを、グラビゲールっていう人いません??
あれ後ろのビゲの濁点につられるんですかね?モンハンのグラビモスの影響ですかね?
グラビゲール見るたびに、オウ😮重力・・・・って思ってますwww
いつものことながら話それましたね
本種の魅力は何と言っても、この木目調といいますかクリーム色?リクーム色?に黒い模様が入った上翅に説得力のあるスラッとした大顎が魅力で、ビソン系の中でも人気のノコギリクワガタですね。
分かりやすく派手で、いい感じに説得力があってほどほどにデカいです
インドネシア便でよくくるペレン島のファブリースノコギリクワガタは原名亜種です
本種はスラウェシの右の方にポツンとあるタリアブ島に生息しております
簡単にいうとタリアブ島のこのタカクワ亜種のが一回りデカいです
細かい比較はわからんので、日昆さんが下記記事で考察されてまとめられていますのでそっち見た方が、ためになったねぇって気分にはなると思います
◆URL参照
https://nikkon-1.blog.ss-blog.jp/archive/c2301410054-1
原名亜種は飼育で72mmがレコードですが、本亜種タカクワイは88.8mmが飼育レコードです
ファブファブは本種に比べて若干全体的な黒が強い印象です
原名の野外品は可愛い顎しているのが多いですよね
見ていると80mm台前半は結構たやすく出てくるようですね
とりあえず80mmを目標に取り組むこととします
◇種親紹介
個体データ
サイズ:♂:70mm(2019年8月羽化) ♀:38mm(2019年7月羽化)
産地 :インドネシア スラ諸島タリアブ島
累代 :CBF1 購入 :2019/11
80mmのオスをトリオで購入していたのですが
なぜか即効で死んでしまい、急遽70mmのオスを購入
小型の個体ですがなかなかかっこいいです
◇ペアリング
コバエシャッターのミニケースにて、顎を縛ることなくそのまま同居させました
足場となるように100均の鉢底ネットを入れました
翌日しっかりとメイトガードを確認しました
1週間程度様子を見ることにしました
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翌日メスがぶっ殺されました!!!
この出来事を教訓に殺傷能力がありそうな、ほぼすべての種類で顎を縛るかハンドにしています
結局インシュロックで縛って一週間同居です
◇産卵セット
ガッツリと行動を確認したのでセット
セット期間:2019/12/07
ケース :パン屋さん
内容 :産卵一番+材1本
よくあるノコギリの産卵セット、東南アジアのノコギリは自分は先ずはほとんどこのセットです
◇割り出し
2カ月ほどで割り出し
割と序盤にめっちゃ見えてたのでもっとあるだろうと思っていましたが
□結果
卵:11個
ちょっと少ないかな~って感じの結果
たぶん食いましたね
再セットしましたが産まず
1個消滅し10匹スタート
◇ボトル投入 1本目
日付:2020/4
銘柄:WishA を加水かなり多めで1100ccPPに自詰め
LBマットで200ccプリカで1か月ほど管理後にボトル投入
ぶっちゃけそのままマットで良かったなと思っています
◇ボトル交換 2本目へ
日付:2020/10/25~11/13
銘柄:MDマットベーシックとLBマットをミックスしたマットに、オスは1400ccへ
こんなんなってました、完全に加水しすぎました
完全に世紀末モードでした
いや、てぇへんだあゾーンかな?ww
これがメタルラックの上から落ちてきて大惨事でした。臭いしキモイし最悪!
ただみんな生きてました
一番、幼虫体重があったのが20gでした
11g・13g・17g・19g・20g
最低限80mmは越えてほしいところ
メスすらまだ幼虫でした。
結構幼虫期間長いんだなあと
◇蛹化
2020/12/序盤~
ボトル交換後にメスは蛹化スイッチが入ったようですぐに蛹化
幼虫期間は2月~と考えて10カ月ほど
結構長いですね
オスは結構まばらですが11カ月ほどで蛹化し早い個体はちょうど1年で羽化しだしました
2匹セミ化し結局幼虫で死亡しました
◇羽化報告
結局8匹羽化しました
きれいに4匹ずつです
メスは2匹活動に気が付かず干物にしてしまいました
◆オス
①2021/1/30羽化 長い方で65mmほど。ちゃんと測ってないです 1100cc⇒800cc
11gだったやつですね
キングラーみたいになってます
②2021/2/13羽化 70mm 1100cc⇒800cc
13gだったやつですね
800ccに入れて羽化。孵化から成虫までちょうど1年です
販売しました
③2021/2 羽化 74mm 1100cc⇒1400cc
並って感じの個体
④2021/4/8 81.5mm 1100cc⇒1400cc
最終体重20gの個体、一番マシでしたね
羽化後の管理中にカラカラにしてしまいお亡くなりになりました
写真は撮りましたので
派手で格好いいですね
◆メス
①②③どれも2021/1羽化 35mmほど 1100cc⇒800cc
特に変わり映えのしない見た目だったので1枚のみ
色味はいいですよね、タカクワイのメス
◆総括
見た目はすごいカッコイイんすよね
この写真おきにいりです
とりあえず1サイクル完了しましたが
ちょっと不完全燃焼ではあります
ボトル交換もなんか中途半端でしたし、マットでやってもよかったなあと
Wishは可もなく不可もなく、あれだけビチョビチョにして劣化してしまったので
普通に既製ボトルのがよかったかなあと・・・
あと結構上翅の模様のバリエーションがありますね
バンドがくっきりだったりちょっとだったり
サイズ的には、82・3くらいならちゃんとやればスッと出せそうなんで、もう残ったメスで同居ペアリングしましたが
死亡し、残りも干物で死んだので今回でいったん終了です。
良いサイズ感で見た目も好きなので、もう一度やってみたいかなあ
もうちょっと幼虫期間が短ければドンドンやるんですけどねww
今回も駄文でちょっと雑い記事でしたがありがとうございました
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