ミンダナオアトラス 1サイクル目飼育記録(入手・ペアリング・産卵・幼虫飼育・羽化)
アトラスオオカブト 亜種ヘスペルス (ミンダナオアトラス/フィリピンアトラス) (学名:Cyhalcosoma atlas hesperus ) 産地:フィリピン ミンダナオ島 マラグサン 最大サイズ:110.1mm(2021/06時点)
◇はじめに
ミンダナオ島のアトラスです
アトラスと言えば、ホームセンターで1000円くらいでインドネシアのが売ってたり
ドラクエに出てくるオレンジのギガンテスだったりしますが
ミンダナオの亜種はデカクなるちょっとええアトラスです
読み方は「ヘスペルス」であってるんですかね???
なんか、小さい水ぶくれができる病気みたいな名前ですなあ
アトラスですが、頭角のチョボ以外はほぼコーカサス。
コーカサスほどゴツくはないかなくらい。ちょっとスマート
ブリード不人気カルコソマの中でも、まだ割とやってる人いる感
ミンダナオアトラスはカルコソマの中では長角が出やすいみたいっすね
◇種親紹介
個体データ 産地: フィリピン ミンダナオ島 マラグサン 購入: 2020/1 ♂:100mm(2020年11月羽化) 累代: CBF1 ♀:60mm(2020年11月羽化) 累代: CBF1(オスとは別腹)
ヤフオクでいつもミンダナオアトラスを出されているかたより5000円で購入
コロナ禍でフィリピンから全然来なくなった今となっちゃ、この大きさでなら結構お買い得ですね
早速撮影
いや、バグぐらいカッコイイよね。
カルコソマ、この角度とやや上からの角度が好きです
もう少し正面から。
うん、いかつい!!
反対側も
上からも。
いやあ、結構いい個体だったので、もっといい写真撮れたなと・・・・
この時、写真の撮り方へたくそだな。
◇ペアリング
日付は忘れました。
到着後に活動していたので、1週間くらいして割とすぐ使いました
カルコソマの同居は怖いのでハンドペアリング
てかカブトムシなんて乗せりゃすぐにフガフガしだすしだいたいハンドペアリングでしょ
◇産卵セット・割り出し 1回目
セット期間:2020/1下旬~2/27まで
内容は忘れました
まあ普通によくある8割カチ詰めカブトのセットです
マットはMDさんのプロ改だったと思います
□結果
卵:10
ここでとれた10個は全部腐りました。
ダニエルに吸われてましたね。
◇産卵セット・割り出し 2回目
セット期間:2020/2/27~4/5まで
セットケース:QBOX40
マット:MDマットプロ改 水分多め
これは覚えてるんですよ、まあわざわざセットかえたとも思えんので前回も同じでしょ
カルコソマ、水分多めのほうがいいと思うてます
□結果
卵:32
結構取れましたね。マットは一部オレンジに腐敗して他は粘土みたいになってました
結局、5月上旬に2個腐ったものの孵化率よく、30頭確保
出だしのは、たまにある我慢汁的なヤツだと思っております
クワガタでも結構ないですか?しょっぱなの10個くらいだけ無精卵産むけど復活パターン
せっせとプリンカップに分けて、自己管理分は8頭にしました
残りはヤフオクへ。成虫購入費とマット代くらいにはなりました。
このころカルコソマにそこまで情熱がなかったので、たくさん抱えるなんてまだできません
てゆうか情熱あっても10頭以上は勘弁www
◆1本目投入
日付:2021/6
容器:1400ccボトル
マット:MDカブトマットプロ改
初令を1400ccに投入。コンテナにおさまりがいいってのもありました
2000ccブローでもよかったかも。
ある程度大きくなるまで830のプリカ使うの嫌なんすよね、幼虫さん押上げてどっかいっちゃうしw
◆マット交換
日付:2021/9/13
容器:1400ccブロー⇒オスはQBOX20へ
マット:MDカブトマットプロ改
それなりに大きくなってました
まっだまだ白いですね。
カルコソマの黄色くなりだしたはそこから長いっすから
ミンダナオの体重なんかわかんないすw
オスと思われるものはQBOX20に入れました
◆マット交換
日付:2021/2/6
容器:QBOX20⇒コバエ侵入防止ケース(セパレートケース)小
マット:MDカブトマットプロ改
QBOXに入れたのが、悪手でした。
保湿シートと新聞紙挟みましたが食い破られるし、隙間からコバエチャンが入ってしまい
発生源になってました。気づくのが遅かった
なので省きました途中(11月下旬だったかな?)にオスはマット交換しています。
もうQBOXは幼虫とか産卵セットには使いません。
※あればそれなりに便利です
はなしそれましたが、2月のマット交換です。メスは蛹室作ってたのでオスのみです
66g、これでどのくらいになるのでしょう
48g~66の間のが3匹と40gくらいのが2匹。
40g前半の2匹は2000ブローに
大きいのは小ケース飼育(中ケース使うスペースねえんだわww)
残りはメスっぽかったり体型がバグってたりで面倒臭くなってそのまま羽化待ちです
ここまでくると結構黄色いなあくらいなので、最終交換になりそうですね
◆メス羽化
メスが2頭羽化してました
①2021/05上旬
②2021/06上旬(掘り出し)
どちらも大差ないし、写真は5月羽化の1頭のみ。
緑でキレイっすね
カルコソマは新成虫きれいなので撮っておきたかった
アトラスは背中が野球少年の坊主頭のような手触りです
コーカサスとモーレンカンプはモフモフ
正面から
オスは間に合うのでしょうか・・・・
1匹チビオス作る作戦のほうがいいかもですね
◆オス蛹化
2021/05/23
48gでダイソーのパン屋さんに入れていた個体が蛹化しておりました
おっ、48gであんまり期待していなかった個体ですが
そこそこちゃんとカルコソマしてますね。心なしかちょっと歪んでいる気がしますが気のせいでしょう。私の性格が歪んでるので時空が歪んでいるのです
6月中に羽化したらワンチャン間に合う気がしますね
はて?ミンダナオってどのくらい寝るんでしょう。
さて、いったんここで締めます。
ほんとは全部出揃ったら書こうと思ってたんすけどね
結構かかりそうだし、書きたかったので書きましたw
最近結構カルコソマはまり気味なので、もう一回やりたいかな
最悪成虫買うかも。次回に続きます
-
前の記事
ヘラクレスエクアトリアヌス 飼育記録(入手・ペアリング・産卵セット・割り出し) 2021.06.18
-
次の記事
ジャワコーカサスオオカブト 飼育記録その①(入手・ペアリング・産卵セット・割り出し) 2021.06.25