モーレンカンプオウゴンオニクワガタ 飼育記録 Aライン1サイクル目
モーレンカンプオウゴンオニクワガタ (学名:Allotopus moellenkampi moellenkampi) 産地:スマトラ島 最大サイズ:飼育:63mm 野外:68mm(2021/01時点)
モーレンカンプオウゴンオニ、人気のババ・モセリと同亜種の原名亜種ですね。
ローゼンとともに昔からワイルドでしょっちゅう入ってくるものの、どうもあんまりやっている人を見かけない気がします
昔はもっと安いイメージでしたが
野外ギネスが数年前のアリスト様がいれたギネス68mmで飼育が63mmと昔から入ってきている割にいまいち飼育法が確立されていないのか単にだれもやっていないのか不明ですが、ハサミムシみたいな顎か又は中歯くらいしか見たことがないので、飼育で野外ギネス+αの70mmを超えることは可能なのか、また、超えたときにババやモセリのような形になるのかが気になります。あの68mmの形状が長歯なのか中歯なのかが気になります。
という感じでどうも攻略してみたいなあという気持ちが強い種類になります
スマトラ島のベンクールって低地でそんな気温低くないイメージなんすけど、やっぱ冷やしたほうがいいんすかね?
高温すぎるのはだめだと思いますが、どの程度のレベルまで低温がいいのか、25℃とかのほうがいいのかあんまりよく分からんですが、とりあえず1サイクル目は感覚をつかむ感じでやってみたいと思います
◇種親紹介
個体データ
サイズ:♂:47mm(2019年11月羽化) ♀:40mm(2019年11月羽化)
産地:スマトラ島 ベンクール
累代 :WF1 購入 :2019/12
ドルクスグッズ中野店さんに入荷していたので電話し購入。
ちんちくりんのかわいいサイズですが、ずんぐりむっくりしていてなかなか愛嬌があります
ババやローゼンに比べてシルバーっぽくマットな質感の印象を受けます
ブリード個体で、11月羽化だったので3か月ほど寝かしてからペアリングすることにします
どうもオウゴンオニ系は焦らずしっかり休眠させた方が成績がいいように思います
寿命も少なくとも半年は生きるので
ニッパーみたいな原歯型ですね
55mmくらいは出したいところです
◇ペアリング
期間:2020/2/下旬
クリアスライダー小に同居
結構長い間交尾してました
◇産卵セット
2020/3/上旬
神長きのこ園のグリードボトルでセット
オウゴンオニのセットは組むのが楽ちんなのでいいですわね
◇割り出し
2020/04/上旬に幼虫が見えていたわけではないものの、なぜか割り出し。
あまり覚えてませんが、たぶん血迷ったのでしょう
□結果
幼虫:0
卵:3
菌糸カスのプリンカップで管理。
雑な管理をしてしまい、1頭だけ孵化。
普通にしてれば大丈夫そうな卵だったので、ちょっと後悔しています
◇産卵セット
2020/05/10
2度目のセット
2週間ちょい置いた、オオクワキングのRushブロックが余っていたので丸ごと設置しセット
セット期間:2020/5/10~2020/07/11
ケース :クリアスライダー大
内容 :Rushカワラブロック丸ごと
ブロック産卵はこれが初めてだったのですが、半分にカットすればよかったですねw
もったいない
◇割り出し
2020/7/11 ちょうど2カ月経過し、てっぺんの穿孔した部分でメスが死んでいたので割り出し
□結果
幼虫:3
卵:
結果は幼虫3頭。
ほんとにザ・最低限って感じです
かなり少ない頭数ですが合計4匹で行きます
◇ボトル投入
1.5カ月くらい200プリンカップで管理した記憶があります
2020/8/中頃、お盆に投入しました。
グローバル大阪のカワラ既製800ccに投入
価格が安くて品質が安定しているので重宝します
供給も定期的に入荷し取り置きもしてもらえるので非常に助かります
カワラはしばらくメインで使おうかと思います。
ルカディアは購入実績があまりないので、なかなか予約とかしづらいのでチャンスがあれば試そうかな。
◇ボトル交換
保冷庫にて18℃で管理していてカワラがあまり劣化していなかったのでかなり引っ張って
11月中頃くらいに上記2頭食いあげていたので、800cc既製に交換
体重は、超うろ覚えですが12g前後だったと思います
1頭は蛹室作成していたので放置、もう一頭はまだ食いあげてなかったので放置
その後、交換後に大運動会が始まってしまい、1グローバル大阪1400cc既製へ年末に交換しました
①800cc⇒800cc(2本目)
②③800cc⇒800cc⇒1400cc(3本目) 体重は11g程(アカン)
完全にクールポコ状態っすね
そもそも雌雄がてんで分からないっす。全部オスじゃなかろうか・・・・
◇羽化
1頭だけ早期に羽化しました。
※残りの3頭は、スイッチが入って蛹室作成しておりますので3カ月後くらいに本記事を更新予定です
①♂ 50mm 羽化日2020/12/30
一応親越えはしましたがプチ不全気味。
で、そのあと掘り出した後に常温に置き忘れてしまい体が固まる前に死亡していたので死虫にて撮影。
後日更新します
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