ゴロファ・ポルテリ 1サイクル目飼育記録(種親入手・ペアリング・産卵・幼虫飼育)
ゴロファ・ポルテリ
(学名:Golofa porteri)
産地:ベネズエラ アラグア
最大サイズ:106.8mm(2021/09時点)
◇はじめに
ゴロファ・ポルテリです。
言わずと知れたゴロファ最大種です
最大100mmを超えるサイズになるようです
ゴロファ・オブ・ゴロファですね。はい、意味わかりませんよね。若干適当に書きました
オスは明るい橙色で、ニスを塗ったように艶がありテカテカです。
尋常じゃないくらいに前脚が長く発達しており、ノコギリタテヅノカブトの名の通り頭部からギザギザの角が、もう一本は胸部からやや上へ向かって、何の意味があるのかわからない頼りない角が伸びています。
腹面は、金色の毛が生えており、メスは黒い色をしていてネプチューンみたいな感じですね。
昔は和名ノコギリタテヅノカブトでした。鋸縦角兜
なんで変えたんでしょうねww
ゴロファ、この趣味始めたときは結構いいお値段するし、なんかけったいな形やし・・・カナブンみたいなもんやろぉお的な感じで全く興味なかったです
ポルテリまったくワイルド入ってきませんよね。最後には言いて来たのっていつなんでしょう? 5,6年前?
生息地は南米コロンビアとかベネズエラです
現地では標高の高い竹林にいて、竹の汁を吸っているようですね
標高が高いというとやや低温のほうがいいのかなとも思いますが、実際どうなんでしょう
今出回っているのはベネズエラのアラグア州、ちょうどベネズエラの北部のカリブ海に面している細長い部分ですね
美女大国ベネズエラです。
ベネズエラといえば、ペタジーニ・ラミレス・カブレラと平成生まれに刺さる助っ人外国人の出身国ですね
地元の同級生の加藤くんは、小学校時代に何故か突然ペタジーニというあだ名にされ、中学終わり卒業まで「ペタジーニ加藤」「カトジーニ」と呼ばれていましたね
あとヤクルトのペタジーニとラミレスの打席の際に応援歌のイントロで流れるファンファーレ
「パパパパパ~パぁ~パ~ぱぁぱぁ~~~~~♪ぱぁ↑~ぱぁ~↓ぱぁ~ぱぁ~ぱぁ~ぱぁ~ぱぁ~♪」
ってやつですけど、あれベネズエラの国歌ですよ
明日から使える雑学ですよ、使っていいですよ。感謝してください
その後、場の空気がどうなるかは知ったこっちゃないので!
あと、死ぬまで言い続けてやろうと思っているんすけど
元西武アレックス・カブレラとハンマー投げの室伏広治、似てません?
というか、晩年の室伏が、ヒゲとかがカブレラに寄っていった感じがしますね
あ、アレックス・カブレラのマジで意味わからんホームラン動画置いときますね
https://www.youtube.com/watch?v=nKAcCwhUHYQ
はい、ポルテリから物凄い勢いで逸れましたね。
いつものことなので許してください
とまあ、そんな感じですが、狂ったように増種したくなるときってあるじゃないですか
そのタイミングで、「あ~一回やってみてえわ」って感じで目に留まったんすよ。
それなりに大型のカブトなので幼虫期間は1.5年程度と結構長いようですが、まあ意外とやってたらあっという間かなと
というわけで飼育スタート
◇種親紹介
個体データ ♂:97mm 2021年1月23日羽化/3月21日後食 ♀:54mm 2021年1月22日羽化/4月5日後食 産地 :ベネズエラ アラグア 累代 :WF2 購入 :2021/4
ヤフオクにて結構いいサイズのペアが8000円程度で落札できました
だいたいこんなもんでしょう
一番心配だったのが、本種のタテヅノ部分の胸角とのこぎり状の頭角が到着時にポッキリいっていることがあるようなので
到着時に、折れてないよね・・・・折れてないよね・・・の心配がすごかったですね
いざご対面してみると丁寧な梱包で完品で到着し一安心
手に取ってみるとめちゃくちゃ気が荒いです
フシュフシュ言いながら腕をブンブン振り回して威嚇してきます。猿みたいに
綺麗なうちに写真にしておこうと結構写真撮りました。
ド派手な体色
ややしたアングルの正面気味から
手が長いですね。
スクラッチメン・アプーかと思いました
ド正面から撮影、裏側の体毛はかなり毛むくじゃらですね
イマドキだと毛むくじゃらはモテません。
やや後ろから撮影
真横から
「ノコギリタテヅノカブト」という名前がしっくりくるノコギリ具合ですね
ゴロファ・ポルテリより和名は普通にノコギリタテヅノカブトで良かったような気がしますwww
ちょっと暗くして撮影
木に漆を塗ったようなテカリ具合ですね
なんかサルみたいな見た目してますよね
グリーンをレイアウトして撮影すると、より一層モンキー感が出ますわね
せっかくなので白い背景でも撮影
この写真、なかなか気に入ってます
メスですね
サタンとかネプチューンのメスにめっちゃ似てますね
3秒だけ見せられてどっちってされたら間違うかもしれません
「凝」でよく見たら違いますけど
◇ペアリング
期間:2021/4/下旬
すでにバリバリ活動していたので、1週間ほどゼリーを与えてからハンドペアリング
殺傷能力ありそうですし、所詮カブトムシですしハンドペアリング一択
◇産卵セット
♂は突然死気味に死亡したのですが、♀を見る限り本種はわりと寿命長かったです
クラビゲール等の小型ゴロファ系はペアリングにこぎつけるまでが厄介な印象ですが
♀も4~5カ月くらいは生きていたのであまり気にしなくていいのかも
もう一頭メスを用意していましたが♂が死んだので適当に真夏(6~7月)の常温にさらしてましたが、わりと平気な顔してましたね。
そのまま1~2カ月は生きてた気がします
セット期間:5/上旬~5/30
ケース :コバエシャッター大ケース
内容 :月夜野完熟マットと黒土を適当にポンポン程度。加水はほぼなし
ゴロファ系のセットはらくちんで良いです
ヘラクレス等のように卵室を作らずに、ばら撒いて産卵するため加圧する必要はないと思っています
というかカチカチにしたら産まなさそう
現地では竹を齧ってるそうなので、湿度もそこまで高くない方がいいと思ってます
ケースにマットをジャー!で良いかと
◇割り出し
ゴロファなんかね、産卵セットまでいけば勝ちみたいなもんスよ
□結果
卵:36個
ほらね!!!(結果論)
とまあ、こんな感じでわらわらと出てきたんですが
めんどくさくてネギタッパで1カ月くらい常温放置してたらほとんど消えました、真夏に何やってんでしょう・・・
そのあとも20個くらい産んで60個くらい確保しましたが
残ったのは6匹です
はい、繰り返します
残ったのは6匹です
ヤフオクにも出してないんですよね
たぶん暑さで死んだり共喰いしたんでしょう
そもそもゴロファって多頭飼育出来るんすかね?
クラビゲールの幼虫1400ccでマットめっちゃ少なくても結構仲良くやってましたが
気が荒いイメージなのでやったことがないです
夏!忙しかったんです
嗚呼・・・・もったいない
◇ボトル投入
投入日 :2021/8/5
ケース :1600ccブロー容器
内容 :MDマットベーシック改
このペットブロー好きなんすよね
成虫管理にも使えるしカブトは初令だいたいこれに入れてます
ちなみにゴロファの幼虫って這いまわるのでめっちゃキモいっす
間違ってもプリンカップとかダイソーのパン屋さんとかメガフードに入れちゃだめですよ脱走するので
あと穴が大きいボトルも脱走します
ゴロファ系は、上記はダメダメ。ある日幼虫さんがお散歩して後悔しますよ
全部が全部、ガチでやる気はないので、半年後くらいに大きいやつを小ケースか3200cc管理で良いかなと
幼虫期間が程々に長い種類ですし、親くらいの立派なのが出たらいいなあと思いながら気長にやっていきます
また、一年後ぐらいに無事に羽化したら更新しようかと思います。
ありがとうございました。
-
前の記事
ネプチューンオオカブト 1サイクル目飼育記録(種親入手・ペアリング・産卵・幼虫飼育) 2021.09.30
-
次の記事
Unknown(インドグランディスとホーペのハイブリッド個体?雑種)記録 2021.10.01